2012年の夏のある日、中学1年生の娘に
「夜、一緒にランニングしょう」って誘われ、軽くジョギングする事に
私自身、中学時代に水泳で鍛えた体、まだまだ娘に負けないと頑張るが
1Kmも走ることが出来ない
その時初めて、自分の体力の無さに驚く
その時43才、身長170cm、体重77Km・体脂肪25%と少しメタボ
「ジョギングか?なかなか続かないもんなー」なんて思いながら
月に3~4回、30分くらい走ることから始めた
その年の9月のこと、フェイスブックを見ていると友人が
「歴史街道丹後100kmウルトラマラソン」に出場しているのを見て
ウルトラマラソンの存在を知るが
「へーすごいな100Kmも走るマラソンがあるんや」って感じで
その時は人ごと、直ぐに忘れていた
そして11月、またフェイスブックを見ていると
大阪マラソンに沢山の友達が出場していた
結果
その友達全員が完走!
それ時!
「そうなんや42.195Kmは誰でも完走できるんや」
そして、そう言えば・・・・・
「ウルトラマラソンてあったな?」と思い出す
インターネットで調べたところフルマラソン以上の距離を走るマラソンの事を
ウルトラマラソンと云うらしい、完走率が70%前後
以前から、何か継続して「結果を出したいな」って思っていたが
何をすれば良いのか、見つかっていなかった
そんな時に、見つけたのがこの「ウルトラマラソン」
「これに決めた」と目標を半年後の「しまなみ海道ウルトラ遠足」に決めて
12月から本格的にトレーニングを始める
始める時に考えたこと
1、完走率70%前後、頑張ればできるかも?
2、完走後の達成感が「半端じゃーなだろな」って!
3、完走出来たら、娘に自慢できそう! ←これ大事
こんな思いで始めたウルトラマラソン完走への挑戦
2013年6月1日、初マラソンで「しまなみ海道ウルトラ遠足」を15時間27分で完走
決して早くないです。正直60Km位から、だいぶん歩きました
35Km位で足にマメ出来てチクチク痛いし
50Km位から足の関節は痛くなるし
80Km位からは、雨は降ってくるし、腰や足といった体中痛くなるし、
なんでこんなマラソンにチャレンジしたのか
後悔をしながら100Kmをなんとかゴール
もうこれで最初で最後のマラソンにしようと思った
数日後、友人数名でウルトラマラソン完走のお祝い会を開いてもらい
その時Tさん(ウルトラマラソンを知るきっかけになった方)から
「次の丹後歴史街道ウルトラマラソンは出られるんですか?」って聞かれ
「無理です!やりません、できません」って即答でお断りした上で
Tさんの応援の為、「当日丹後行きますよ、沿道から声援送ります」って伝えた
断った理由は3つ
1、丹後の制限時間が14時間、しまなみ海道の完走時間が15時間30分完全無理でしょ!
2、9月半ば、まだまだ気温が高く、体力的に絶対無理でしょ!
3、70Km地点にある碇高原、標高400mまで続く約10Kmの登り坂 経験ないのに無理でしょ!
こんな調子で言い訳いっぱいして断ったのですが、Tさんはえらかった
「じゃ 走って完走しなかったらいいじゃないですか!」
「丹後まで来るんでしょ!ゴールしないんでしょ!じゃエントリーして走って完走しなければ、いいじゃないですか!」
確かに応援は、丹後まで行くし、そして走らないからゴールしない
そーか、エントリーして、走って、ゴールしなければいいんだ!
って事で翌日「歴史街道ウルトラマラソン」にエントリー
それから3ヶ月間、練習を積み
結果、2013年9月15日 第13回 歴史街道丹後100Kmウルトラマラソン 13時間57分で完走
自分でもこの結果にはびっくり
確かに苦しいレースで何度も途中であきらめかけた
その分、ゴール出来た時の感動は、いまでも思い出すだけで、涙が出てくる
チャレンジってこう言う事なんやね
自分にとって少し高いハードルを
もしかしたら無理かも?
って思った事を常に挑戦する事
これをきっかけに、ゴールの瞬間にあじわった感動が忘れられなくて
ウルトラマラソンにどっぷりハマる事になる